「滝廉太郎」はすごい。

2022年1月15日

そんなことは,あたり前の話だろうけど。

Taki Rentaro.jpg

(写真はWikipediaより,パブリックドメイン)

低学年の音楽の授業で,《雪》を聴かせました。

(音源に「ダークダックス」と,「由紀さおり・安田祥子」の2つを使った聴き比べ)

教科書には「文部省唱歌」としか記してないので(『音楽のおくりもの2』p. 77),作曲者と作詞者を調べたら,東くめと瀧廉太郎

数日前に《お正月》の歌を聴かせたときに,東くめと瀧廉太郎の話をしたばかりだったので,「《雪》もこのコンビか!」と,びっくりしました。

Wikipediaをみたら,このコンビで,有名な曲を多くつくっているんですね。

瀧廉太郎は満23歳没(享年25)

あまりにも短い生涯。

しかし,瀧廉太郎の楽曲は,今時点で,彼の5倍は長生きしている。

例えば,《雪》は1901年(明治34年)作曲だから,今年で121歳。

その短い生涯の中から生み出された,今の初等・中等教育の音楽科で使われている楽曲の,なんて多いこと。

「滝廉太郎さんは,早くに亡くなったけれど,つくった音楽は100年以上経った今でも元気だね。」

と児童に問うてみたら,「すごい!」と反応してくれたけれど,

「病気に罹らなければ,ほかに,どんな名曲を生み出していたんだろう」

なんてことは,なんとなく伝わったかしら。


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