2022年4月へ

パラダイム・シフト

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要約

「パラダイム・シフト」という言葉の意味がピンと来なかったが、漫画『センゴク権兵衛』21巻181話でわかりやすく解説されている。豊臣政権の米本位経済から、千利休の侘び寂びの文化価値への変化が「価値転換(パラダイムシフト)」と表現されており、この説明が非常に理解しやすい。作者の綿密な調査に基づく丁寧な描写も好評で、読みやすさについても参考になる内容だ。

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「パラダイム・シフト」について,色々な論文や発表でみられるワードですが,イマイチ,ピンときませんでした。

それが「センゴク権兵衛」の21巻181話で,とても分かりやすく使われていました。

豊臣政権が米本位で経済を回そうとしているところに,千利休による,ただの竹や土で作られた作品に,大きな価値がついてしまうのは,ひじょうに厄介というくだりにて。

「合戦(いくさ)」の世は終わった

そして「文化」の時代が花開こうとしていた

高尚な武士の無常観を体現するものとして嗜まれた「侘び寂び」が人口に膾炙するようになってくる

今や―

利休の新物というだけで高値で取引される対象となっていた

「価値転換(パラダイムシフト)」の時が来たのである

「パラダイム・シフト」の説明として,「おお,なるほど」と,めちゃくちゃ分かりやすく読めました。

この漫画,作者が綿密な調査研究したうえで,かつ,それを丁寧に説明しながら書いているので,大変読みやすいです。

どうやったら,読み手にとって読みやすくなるか,というのにも勉強になります。