「MAX」でLogicProの音源を使いたい。
MacでVST音源が保存される場所はしたを参照。
LogicProの音源はこちらを参照。
Logic Pro X: Logic Proコンテンツを管理する
というわけで,LogicProの音源を使いたい場合は,ルート直下からライブラリを辿っていく。
% cd /Library/Application\ Support/Logic/Sampler\ Instruments
% ls
01 Acoustic Pianos 09 Orchestral Mellotron
02 Bass 10 World Other
03 Drums & Percussion 11 Textures Studio Horns
04 Keyboards Chinese Traditional Studio Strings
08 Guitars Japanese Traditional
それぞれカテゴリに分かれて保存されているようです。
たとえば「01 Acoustic Pianos」の場合は,次のとおり。
01 Acoustic Pianos % ls
Classical Piano.exs Steinway Piano 2.exs
Grand Piano.exs Yamaha Grand Piano.exs
Steinway Grand Piano 2.exs
さて,これらを「vst~」関数でひろえるのかと思ったのですが,拡張子がexsになっている。
EXSファイル名のサフィックスは、主にApple Logic EXS24 Instrument Formatファイルに使用されます。 Apple Logic EXS24 Instrument Format仕様は、Appleによって作成されました。 EXSファイルは、Mac OSを実行しているデバイスで使用可能なソフトウェアアプリケーションによってサポートされています。
EXSファイル拡張子
どうやら,Logic専用のファイルのようです。
MAXの「vst~」関数のリファレンスを見ると,サポートされているのは次のとおり。
In the absence of other information, such as an absolute path to a plug-in file or an explicit typed plug-in path (e.g. C74_VST:/[pluginname], C74_VST3:/[pluginname], or C74_AU:/[pluginname] on OSX), the prefer attribute will be used to preferentially load one type of plug-in before other available formats when using the plug message. Note that the variations plug_vst, plug_vst3, and plug_au can also be used to override the specified preference.
vst~ Reference
Possible values:
‘VST’
‘VST3’
‘AudioUnit’
このAudio Unit
扱いで,ext
ファイルを読み込むことができる,かもしれない。
また,audiounit~
なる関数もありますが,リファレンスを開くとvst~
が立ち上がるので,同じ関数をみているのかもしれません。
ここで,上のext
ファイルを開こうとしたところ,残念ながら選択できませんでした。
何か環境設定が間違っているんでしょうか・・・。
なら,MIDIデータをLogicとMAXとの間でやりとりすることで,うまくLogicのデータを使用できるのかもしれない。
・・・とここまで書いて,「そこまでするなら,MAXじゃなくて,PythonとかでMIDIメッセージ送るほうが分かりやすくないかな」と気付きました。
音声合成で,音色を作成するのはMAXが長けているけれど,アルゴリズムをつくるのはMAXは結構面倒(私がGUIが苦手)。
ここ,また調べてみて分かったら続きを書いてみます。
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