「【ボート】住之江SG 峰竜太が妨害失格など4艇が転覆で史上最悪の41億円超の大返還」(デイリー)
久しぶりに驚いたスポースニュース。
動画は下にありました。
(かなり珍しい出来事なので,多数動画が上がっていますね)
1コースで転覆した峰竜太は,
初日で1号艇1着をとった後,
その後のトライアルで5号艇,6号艇と悪かったにもかかわらず,2着。
https://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/racelist?rno=12&jcd=12&hd=20211219
(はたからみると)最高の流れだったのにも関わらず,
決定戦でまさかのターンミス。
峰竜太本人がコメントしているけれど,
4号艇の瓜生正義のまくりがめっちゃ綺麗だった(上手かった)のが原因の1つでしょう。
峰竜太が謝罪 まさかの1M接触→転覆→妨害失格/住之江SG(日刊スポーツ)
SGで大金がかけられるレース(優勝戦など)の場合,フライングを切ってしまうと,
1年間のSG出場停止のペナルティがあったと思います。
SG・プレミアムGI・GI・GIIレースの場合、準優勝戦以上でスタート事故を起こせば、一定期間SG・プレミアムGI・GI・GIIレースの出走が出来なくなる(プレミアムGI・GIおよびGIIレースでの場合はプレミアムGI・GIとGIIが対象となる)。
(略)
・SG優勝戦 SG競走1年間除外および出場辞退期間消化後プレミアムGI・GI・GII競走6か月(182日)除外(GI.GIIでは「GI競走開催要綱第10条第1項に基づく出場資格の喪失期間と重複するため」である)
・SG準優勝戦(賞金王決定戦・賞金女王決定戦のトライアル、順位決定戦を含む) SG競走4節除外および出場辞退期間消化後プレミアムGI・GI・GII競走3か月(91日)除外
*SG競走は斡旋が入っていても即出場取消になる。
*賞金王決定戦および賞金女王決定戦は除外期間であっても出場は可能(12位以内に限る)。
スタート事故(Wikipedia)
ただ,今回は,妨害失格でそれだけでは返還の対象にはならない。
転覆した影響で後ろの3艇が転覆したので,
単勝,2連単や2連複といった2艇がらみまでの舟券しか成立しなくなってしまった。
「まさか」でしょう。
河合克敏の「モンキーターン」の頃とは,大分制度も変わりました。
名前が変わったSGも多いですね。
例えば今回の「賞金王決定戦競走」も,
「ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)」に。
そもそも,いまや「競艇」とは言わずに,「ボートレース」になっている。
なので,日々アップデートされている競艇ルールを追わずに,
昔の「モンキーターン」知識だけで競艇見ると,ズレが出ます。
ただ,フライングの処罰が重いのは,上に書いたとおり,今も同じ様子。
漫画の中だと,確か洞口がフライングを切って責任を問われたり,
蒲生のエピソードがありましたね。
アニメでもその辺りをすごくうまく書いています(Amazon Prime)。
「モンキーターン」ではなく,「モンキーターンV」なので注意。
蒲生のエピソードは,確かオーシャンカップの辺り。
洞口がフライングを切るのは確かこの辺り。本当に描き方が上手い。
厳しい養成所の訓練を経て,競艇選手になれても,
その後,さらに大変な場面が続いていますね。
プロスポーツはどれも大変。
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