やっとですね。ロックアウトは昨年の11月ぐらいに始まったように思いますが,長かったですね。
当初は「12月の頭にはまとまらないかも」みたいな記事だったのに,結局越年して3月に。
こんな長くなるとは,記者も予想しなかったのではないだろうか。
MLBコミッショナーがファンに謝罪 労使合意でロックアウト解除と162試合実施発表
個人的には,「国際ドラフト」というのが一番気になる。
これがあると,現状のポスティングがなくなるらしい。
MLB労使交渉で決裂 国際ドラフトとは 海外選手獲得資金削減が狙い
もしも国際ドラフトが導入されて,ポスティングの譲渡金が消滅するなら,日本球団はメジャーへの移籍について消極的になるのではないか。
譲渡金が消滅するのならメジャー志望の選手には,海外FA権をとってもらうまで,チームで働いてもらう(貢献してもらう)ことが,優勝をねらうためには必要です。
ただ,カープみたいに豊かな親会社がないチームは,メジャー挑戦しようかという選手の「高額な年俸」を維持・向上できないだろうから,「選手の意思を尊重して」送り出すかもしれないですね。
もし,ロックアウトがこれ以上長引き,鈴木誠也がメジャー契約ができず,広島にもう1年残留となっていたら,その年俸は昨年の首位打者等考慮してもう1つ上げなければならんかっただろうし,ポスティングの譲渡金は入らないわで,球団経営が大変なことになっていたろうと思います。
さて,これから契約が始まるようですが,実績のあるMLB選手でも,こんな状況下でFA状態になっていたら大変ですね(無事,再契約(メジャー契約)先があるかどうか,好条件をつかめるか)。
そう考えると,長期の複数年契約を選手が望むのも分かります。
有期雇用とそうでないのとでは,精神状態変わりますね。
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