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「空の境界」の配信(アニメ版)

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レビュー

AI自動要約

アニメ版「空の境界」が10月30日からU-NEXTなどの配信サイトで見放題となりました。原作は奈須きのこの小説で、美しい映像化と梶浦由記&Kalafinaの音楽で高評価ですが、第六章のアレンジには賛否も。円形のマンション設定についての設計疑問点や物語の細部への考察も紹介しています。AIによる英訳が公式タイトルと一致した点も話題です。

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  • U-NEXT
  • 奈須きのこ
  • ufotable
  • Kalafina

これまで見放題配信していなかったのか。そういえばなかった気もする。

というわけで,U-NEXTで確認。

ほんとや,配信されている。

奈須きのこの作品は好きだったので,昔,小説版を買って読んだこともあります。

【以下,ややネタバレ】

小説の中で好きなのは第5章の「矛盾螺旋」ですが,
その中に「螺旋階段を動かして,東西の棟を取り違えさせる」的な話があります。

当時はざーっと読み流していたのもあるし,
文章を深く考えなかったのですが,
このマンション,明らかに設計ミスですよね。売れるのか。

「小川マンション 見取図」(p. 226)

画像の掲載は控えますが,ググれば出てきます。

・エレベーターを出てから,10号室と5号室が遠すぎる。
・5号室と6号室,1号室と10号室の間に通路を作れ。
・建物が円形ゆえに,間取りがすごく気持ち悪い。

ー売れるのか,このマンション。

また,生活苦のキャラクタが,このマンションに引っ越したって設定も,
ちょっと無理があるのでは,など。

とくに,
「(略)周囲はおんなじような四角いマンションばかりで,風景に大差はない。(略)」(pp. 264-265)
のとこは,友人から
「いや,景色が変わったら気付くだろ。」
って言われて,
「そりゃそうだ。」
ってなりました。
私自身が読み疲れていたのかもしれない。

と,まあ色々ありますが,全体的には良い。
よくもまあ綺麗に映像化しているもんです。
音楽も梶浦由記&Kalafina。素晴らしい。

まあ,やや,有名映画を思わせる演出が強く,
「1回見ただけではよくわからない」脚本になっていますが。
それもまあ,この章の特徴ということで。

残念な章は「第六章 忘却録音」。
これは小説をそのまま再現するのが難しかったのか,かなりアレンジされている。
貴重な「敵キャラ」の動機や背景が大幅にカットされ,有耶無耶になってしまった。

と,まあ他にも書こうと思ったら色々書けますが,
「THE 奈須きのこ作品」として良い「空の境界」ですね。

ちなみに,AIに『空の境界』を英訳(スラッグ化)させたら,
「the-garden-of-sinners」と,公式の英語タイトルが返ってきました。
AIもすごいな。

©Hiroshi Nagayama