本番環境→開発環境の移行メモです。
ローカルにあったWPファイルが,なんやらかんやらで使えなくなったので,FTPサーバー先から開発用にダウンロードしてきました。
そして,Mac の Apache で動かせるようにフォルダを配置します。
~/Site の下ですね。
さて,この先です。
本番環境のMySQLデータをエクスポート,ローカル(Mac)のMySQLにインポートさせます。
しかし,これだけでは動かないので,次の作業を行います。
“wp-config.php”のDB接続情報を書き換えます。
こちらのサイトを参考に修正します。
参考:「WordPressで推奨されるパーミッション設定について」
ただ,今回ローカルのMac で動かすにあたって,Apache が_www グループで動いているため,ファイルやディレクトリにグループの読み取り権限を与える必要がありました。
(Permission denied とApacheのエラーログに出力される。)
なので,上の参照サイトを例に,WordPress を置いたフォルダから,ターミナルで次のコマンドを実行します。
$ find ./ -type d -exec chmod 755 {} \;
$ find ./ -type f -exec chmod 644 {} \;
RewriteBase と, RewriteRule を書き換えます。
RewriteBase /ルートからのパス
RewriteRule . /ルートからのパス/index.php [L]
参考:「WordPress引越しで403 Forbiddenが起きる原因と対処法」
参考:「WordPress(ワードプレス) 移行での不具合事例:トップページ以外表示されない」
本番環境のドメインを持っているので,このままでは動きません。置換します。
置換のためには,「Search Replace DB」を使います。
MySQL8にも対応した最新版が出ているので,公式ホームページからダウンロードします。
参考:「【WordPress】DBの置換には「Search Replace DB」を使おう」
ページの下の方に 3.xバージョンや 2.x バージョンも置いていますが,最新のもので良いでしょう。メールアドレスを入力して送信すると,ダウンロードリンクを送ってもらえます。
ダウンロードしてきたものを,WordPress のフォルダにコピーし,アクセスします。
「Search Replace」の「replace」に「本番環境」のURLを,「with」に「開発環境」のURLを入力します。
データベースへの接続情報を入力,確認した後,「Do a safe test run」を走らせます。その後,テーブル名など確認次第,「Search and Replace」を実行します。
置換は,「http,https のプロトコルを含めたURL」と,それを含めない「//」以下のURLの2回で実行しておくと良いかと思います。
また,https を http に置換する必要もあるかもしれません。
本番環境なら,「Search Replace DB」は「Delete me」で消した方が良いですね。
開発環境でも,動作を確認して必要なくなったら,「Delete me」で消しておきましょう。
以上になります。
本番環境をhttps で動かしていて,開発環境がhttpでしかアクセスできない場合,意図しないリダイレクトが生じるかもしれません。
その場合,別のブラウザで開いたりするとうまくアクセスできると思います。
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